1.スラブに直にフローリングを置き、コーティングした1kgのボールを落とした実験映像と衝撃音。
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スラブに直にフローリングを置くと、この様な固く大きな音になりますが、マンションのフローリングはそこそこ防音タイプになっていますので、ここまでは大きな足音騒音にはなりません。ほとんどの場合子供の足音騒音で下の階に足音騒音が響き、お互い様と考えてくれる方の場合は問題は起きません。しかし、最近は「うるさい!」と思う方も増えており、挨拶だけでは埒が明かない事も多く、転ばぬ先の杖と考えて、本当に効果的な防音効果のある防音マットを敷く人が増えています。本当に効果のある防音マットにたどり着くように、下の研究内容を吟味してください。
2.スラブに直にフローリングを置き、その上にAS防音マットを置いて、コーティングした1kgのボールを落とした実験映像と衝撃音。
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このAS防音マット音を聞いてもらえば解るように、凄く騒音が小さくなっていますし、柔らかい音になっています。よく聞き比べてもらうと解ると思いますが、このAS防音マットのみ下のフローリングの音が聞こえないのです。コーティングした1kgのボールを落とした時の落下のエネルギーをAS防音マットが吸収し、フローリングからの騒音を極力防いでいるので、小さな音になっています。この程度に子供の足音騒音を低下することが出来れば、子供をいつも叱ることも無くなり、心の安らぎを得られます。今までに下の階等から苦情やクレームを受けた方々も苦情やクレームが無くなっています。
3.スラブに直にフローリングを置き、その上にコルクマットを置いて、コーティングした1kgのボールを落とした実験映像と衝撃音。
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このコルクマットの音を聞いてもらえば解るように、あまり騒音が小さくなっていません。この様なコルクマットでも子供の足音騒音が小さくなるような表示をしているサイトを沢山見かけますが、現実的にはこの再生音を聞いてもらえば解るように、あまり足音騒音は小さくなりません。なぜ、効果がありそうに書いてあるのかは、軽量衝撃音の数値による防音効果で記述しているからなのです。子供の足音騒音は重量衝撃音で判断する必要がありますが、表記が非常に解り難いので、この様なコルクマットもこの実験音を比べて聞いてもらうと解ると思いますが、子供の足音騒音に効果があるような気になってしまうのです。
4.スラブに直にフローリングを置き、その上にカンガバックカーペット(薄いスポンジマットを貼り付けたカーペット)を置いて、コーティコーティングした1kgのボールを落とした実験映像と衝撃音。
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このカンガバックカーペットの場合、コルクマットの音より少し防音効果がありますが、やはりあまり騒音が小さくなっていません。この様なカンガバックカーペッを敷いても苦情を言ってきた方はほどんど納得してくれません。それは、子供の足音騒音がほとんど小さくなっておらず、防音対策をしたとのパホーマンスに見えてしまうからなのです。メーカーの記述は軽量衝撃音対策の数値で記述していますので、それを信じてカンガバックカーペッを敷いた方には迷惑な話なのですが、実際に下の階の人にしてみれば、子供の足音騒音はほとんど小さくなっていないので、さらに苦情を言いたくなるのも分からないことではありません。
5.スラブに直にフローリングを置き、その上にタイルカーペットA(有名メーカー)を置いて、同じ1kgのボールを落とした実験映像と衝撃音。
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このタイルカーペットA(有名メーカー)の場合、コルクマットやカンガバックカーペットの音より少し防音効果がありますが、やはりあまりボールの重い騒音が小さくなっていません。この様なタイルカーペットAをネット情報から防音対策になると思って敷いても、この場合も前のカーペット同様に苦情を言ってきた方にはほどんど防音対策になっておらず、納得してもらえる防音レベルに達していないのです。やはり、このタイルカーペットAにも防音対策になると記述があるのですが、軽量衝撃対策であり、子供の足音騒音対策には役不足のため、このタイルカーペットAを敷いても苦情はなくならないのです。
6.スラブに直にフローリングを置き、その上にタイルカーペットB(有名メーカー)を置いて、同じ1kgのボールを落とした実験映像と衝撃音。
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このタイルカーペットB(別の有名メーカー)の場合、先のタイルカーペットAと違いがあるのか、念のため行ってみました。タイルカーペットAより少し落下音は小さく聞こえますが、あまりかわらず下のフローリングに落ちた音が聞こえています。これですと、やはりボールの重い騒音があまり小さくなっていないことを示しています。このタイルカーペットBは結構防音対策になるような情報がネット世界で出回っていますが、結局苦情を言ってきた方には、防音対策をしてくれた効果が分かる程の足音騒音の減少が感じられなかったので、苦情が治まらないのです。このタイルカーペットBを敷いても苦情が収まらない方が上の「2」のAS防音マットを下に敷きこむことで、苦情から解放された方が沢山おられます。この実験を見て落下騒音を聞くと良く解ると思います。