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☆「住まい」選びで内覧会の立会いを考えている方へ! 当サイトは立会いを、少し安く提供しています。私共は直接立会いを行いますので、諸経費を省き安くしましたが、ホームページは営業的な見易さが無く、観難いかもしれません。経験は豊富ですので、全てにおいて利用する方のことを考えた、実質的メリットのみと言えるかもしれません。☆
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☆マンションや戸建の内覧会が、「住まい」のチェックだけでよければ、 ○このチェックポイントでOKです。あなたのこれからの「住まい」で安心と、楽しみを味合いたければ、立会いサービスを考えてみてください。☆
☆子供が一緒のことも。

○どのような方向だとしても、ご自分で選ぶことは素晴しいことですので、
良く考え、家族と相談して、ご自分たちでお決め下さい。
☆以下は、立会い時に見つけた問題点の改善策の例です。☆
○以前の、木造3階建の内覧会の立会いチェックでしたが
地盤と基礎高さの関係から、床下換気が取れていない住宅があり、
床下の強制換気の改善策の相談に乗り、建物の長期的な観点から、
強制換気のための換気扇を取り付けることになり、協力したことがあります。
☆手摺のキャップが外れてます。

なぜ建売業者が取り付けないのか不思議に思うでしょうが、
建売業者は法規的に違法になる場合と、消費者が購入の時に目につき、
購入に差し障る問題には対処しますが、その他の直接目につかない、長期的な持ちの点や、
内部に隠れる部分には費用の件があり、なるべく目を瞑る傾向があるのです。
その後、何度か木造3階建の立会いチェックをしましたが、
用途地域が同じような地区に建てることが多い関係からでしょう、
同じように床下換気の出来ていない建物が何軒かありました。
木造3階建を予定している場合には、この点にも気をつけてください。
「住まい」のチェックや、長期的維持の提案はもちろん必要なことで、
そこまで考えるのが本物のサービスなのです。
ところが、一般的な立会いは、建物を技術的にチェックするだけで精一杯なのです。
技術と法規と設計のノウハウがないと、長期的な観点まで手がまわらないのです。
☆防火のボードが穴あきです。

立会いをサービスは、あなたがその「住まい」で楽しく素晴らしい生活が長期間送れるための、
「住まい」のメンテナンスや生活の知恵のアドバイスは貴重な情報です。
自分で行える自信のある方は、内覧会の住戸チェックをあなたと家族で行えるポイントを載せます。
一寸途惑うことがあるかも知れませんが、自分でチェックする場合の、
チェックポイントや注意事項ですので、よく読んで下さい。
@、受付で用紙をもらいますが、この時に担当者がいるか確かめてください。
担当者がいる場合には、そのペースとやり方に従うことになります。
いない場合には自分のペースで出来ることになります。
どちらになるかは、販売会社の方針によります。
どちらが良いと言うことはありませんが、担当者がいる場合には、
チェックしながら直接不明な部分について聞くことが出来ます。
しかし、担当者は販売や施工側の立場がありますので、会社が損をしない対応になります。
また、私見ですが、担当者には「住まい」造りの総合的経験の持ち主がほとんどいないため、
担当者の有無は、内覧会の住戸チェックのし易さには、さほど影響ありません。
戸建の場合は担当者が必ず居ますが、勝手に見て欲しいとのスタイルで
提供している場合が多いようです。
内覧会は時間などに制約はありませんので、ゆっくり見ることをお勧めします。
もし、早く見て欲しいような態度が見える場合にも、
気にせず傷や汚れなどを指摘しながら、よりじっくり見るのが良いでしょう。
早くみ終わって欲しい原因があるのかも知れません。
A、やっと、住戸チェックにたどり着きました。
まず外部の住戸周りからですが、通路、外壁、軒天、屋根、樋などの
傷、汚れ、シール等を見、他の住戸と比べて変だなと思ったら、場所と何が変かを書き留めます。
汚れや傷以外に、よくあるのは給排気口や窓のシール関係、
設備機器が置いてある場合の取付や掃除、
マンション外部廊下の床の仕上げシートの貼付け不良などもあります。
B、一般的にはMB(メーターボックス)も近くにあるので、
扉を開けて内部を見ます。扉や枠に傷などがよくあります。
整理された感じで、ゴミが無ければ良いでしょう。
壁に鉄筋等が露出していることもあるので、注意してください。
☆床下が水浸し、こんなことも。

C、玄関扉と枠、沓摺も傷や汚れをチェックし(傷や汚れに関しては
この後は特に書きませんが、各自見てください)、沓摺(扉の下枠に当たる部分)が
見落とされがちです。 玄関扉の閉鎖スピードと戸当もチェック、
スピードはどの程度と言われても、示すのが難しいのですが、
変だなと思ったら記入するのが良いのです。
D、玄関内部はタタキ(靴を履いたまま入る場所)の床、壁、天井、
のチェックと下足・コート入れの点検です。
玄関周りは、傷や汚れが多い部分ですので、注意深く見ること、
また玄関扉や下足入扉の戸当りも忘れられていることが多い部分です。
E、廊下、室、LD、WICなど、床、壁、天井、のチェックです。
特に多いのが床の傷、巾木の浮き、壁クロス傷や糊残り、などです。
窓や扉も動くものは全て動かして、動きの様子と戸当や、
指づめ防止金具等を点検します。
給気口が必ずありますので、開放して風が流れるようにし、
次回再チェックまで、通気をしておくように頼むと良いでしょう。
☆樋に隙間があることも。

F、キッチン、洗面、浴室は床、壁、天井、のチェックに加えて、
レンジ、フード、流し台、戸棚や防水パン、洗面台、化粧鏡、などを点検し、
ユニットバスとその天井点検口内部も見ます。
ここでも、動かせる部分は全て動かして変だと思う部分があれば記入します。
流し台や洗面台の下は、水を流しながら点検してみましょう。
水漏れがあることもあります。
G、和室は襖、障子を閉めた時に隙間が出来ないか、
押入や天袋内部も点検する。
最近はほとんどが白木縁と枠ですので、入居前に障子を含めて、
白木ワックスを処理すると汚れが付き難くなります。
近所にホームセンターがあれば、白木ワックスを売っていますし、
ホームセンターで相談すると処理してくれるところもあります。
H、バルコニーも床、壁、軒天、のチェックと物干し金物、笠木、
マルチシンク、排水溝の点検などです。
I、既設照明器具、電気盤、弱電盤、換気扇、給気口、給排水管、
空調用コンセントや配管スペースの内部や位置もチェックする。
概ね、この程度をチェックし、変だと思われる部分や汚れ、
傷の箇所を記入し、販売会社とのチェック箇所の確認作業に入ります。
この程度ですから、あまり難しいことはありません。
自分で判断出来ると思う方はご自分でチェックしてください。
☆窓に傷はよくあること。

ただ、不安が残る人もいるでしょう。
売り手と買い手の両者だけの場合は、どうしても不安が残ります。
売り手は専門家で大勢いますが、買い手はほとんどが素人で個人です。
したがって、疑問もうまくかわされて、追及できないとの感じを持つこともあり、
専門的な言葉で話されると、なんとなく納得せざるを得ない
気になってしまうことも多いのです。
さらに、マンションでも戸建でも、それぞれの住戸で職人の手が違い、
同じプランの「住まい」でも、ある程度の違いは生じます。
ですから、我が家は専門的な第三者の目で見て、傷を何処まで指摘しても直してもらえるのか?
気になり不安になるものですし、現にそのような方が大勢おられました。
不安に思われる方は、問い合わせフォームからご連絡下さい。
私が、専門家としてチェックし総合評価をしますので、
不安が解消し、「住まい」で家族が素晴らしい生活を送れることになります。
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この後お話するのは戸建てで、問題の多い地盤や基礎についての例です。
興味のない方、マンションの方などは読み飛ばして結構です。
SS(スエーデン式サウンディング)試験の結果、地耐力が弱い敷地の場合ですが、
30cm程度の表層土を除けば、地耐力としてはベタ基礎が可能な地域でした。
☆基礎パッキン通気で通風口が不要

さらにチェックしてみると、杭状地盤改良をした図面は付いていますが、
杭状地盤改良をするための理由が見当たらないのです。
この杭状地盤改良の理由について現場の担当者に聞いても、
しどろもどろで「うちの設計に聞いてみます」との返答です。
ハウスメーカーや工務店ではよく見かけることですが、
誰も知らないうちに、工事は進んでしまうのです。
 
この場合の杭状地盤改良はどのような利点や欠点があるのでしょうか?
地耐力がある程度期待できる土地ならば、ベタ基礎でほとんど問題ありません。
現に私が20年以上前に手がけた「住まい」は、もと田んぼの敷地でした。
ここに盛土をし、2年ほど寝かせてから
ベタ基礎で2階建ての住宅を建てたものがあります。
現在まで、不同沈下はもちろん、建物全体の沈下も起こっていません。
この住宅の工事をしている同じ時期に、
向かいで3階建てのRCのマンションを造っていました。
そのPCの杭打作業を見たのですが、その時の光景は凄まじいもので、
杭を打ち込まず、杭を降ろしただけで自重で沈み、
杭の周りから水や粘土のドロドロがピューと勢いよく噴出してきたのです。
☆ダクトが全くはずれてる。

もともと湿地地盤だから、田んぼに使われていたのですが、
軟弱な地盤の状況をまざまざと見せてくれたのです。
このような酷い地盤でも、地盤の上に船のように浮かべる感覚で計画する、
ベタ基礎の威力は素晴らしいもので、20年以上の間、
基礎にも、住宅にも全く問題はないのです。
では、安全性と費用はどのように考えれば良いでしょう。?
ベタ基礎とベタ基礎+杭状地盤改良ではどちらが安全でしょうか?
地盤改良したから安全性も高まったと考えるべきでしょうか?
実際にはそれほど単純ではありません。
杭状地盤改良は、垂直の力ならば十分支えられますが、
地震のような横からの力の場合、
土中でも杭状改良自体が横からの力で折れたり倒れたりして、
不同沈下を起こす可能性があるのです。
ベタ基礎だけの場合には、垂直の力は広い面で分散して地盤に伝えますし、
地震でゆすられた場合でも、悪くて全体に少し沈む程度です。
地盤の杭状改良は場所や施工方法にもよりますが、
地耐力不足の地盤にとって、あまり奨められる地盤改良とは言えません。
☆基礎も問題多発部分。

安全性についても、費用の点でもマイナスになる工法を、
さしたる理由も無しに選択してしまうのが、
最近の大手ハウスメーカーや工務店が犯し易い過ちなのです。
なぜこのような不合理が選択されるのか、疑問に思うでしょう。
これには、建築現場での設計と施工の問題点が潜んでいるのです。
さらに、この問題は建築業に限らず、いろいろな業種や会社で起っています。
その原因とは、経験の分散と責任の分散に起因しているのです。
あなたの会社でも重要な技術や経験が、設計、現場、営業と分散され、
総合的知識と経験を持っている人が、
とても少ないのが現状なのを御存知でしょう。
また、その知識や経験を持っている人が、
責任を持って決定を下せる立場に居るか疑問があります。
大企業では責任を分散する為、決定には何人かの印鑑が必要になります。
したがって、先ほどの杭状地盤改良とベタ基礎の関係では、
一般的に地耐力不足の地盤に対して、
積極的な対策を取った方が効果がありそうに、建築関係者でも思います。
組織で最終決定を下す人が、設計と現場とコストとの総合的な
知識と経験を持っていないため、多くのハウスメーカーや工務店では、
ベタ基礎+杭状地盤改良を行なってしまうことになるのです。
では、この場合の本当の正解は何でしょうか?
実は地盤改良することか、基礎の底盤のレベルを地耐力が出る地盤まで下げることなのです。
地盤改良ならば、杭状ではなく基礎の下全体を地盤改良する工法ですし、
底盤のレベルを下げる場合は、基礎に通気の穴を開けずに、
内部で床下換気等を取ることなのです。
杭状ならばやめて、基礎の補強にまわしたほうが、ずっと有効ですが、
一般的には、何か積極的な判り易い対策をした方が良いだろうとの、
善意の解釈で、ベタ基礎+杭状地盤改良に決定されることがほとんどです。
このような基礎の状況になってる物件も結構ありますので、
特に「住まい」の購入前や決定される前に、
図面と共に建物をチェックしてもらう価値は大いにあるのです。
立会いチェックの費用は都内近郊は1回(2時間程度)に付下記のようになります。
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