Re: 日々の由無し言 ( No.1 ) |
- 日時: 2004/12/13 15:45
- 名前: kik
- 本を読んでいましたら、高断熱高気密の話が出ていました。高断熱高気密と言うから、内容が複雑で自分本位の「住まい」とも考えられてしまうが、省エネ住宅と捉えると自分にも、地球にも有益な住宅になる。と書いてありました。
高断熱高気密の原点は省エネ住宅に間違いないのですから、如何に全体として省エネ住宅になっているかで考えるのが正解です。部分的に、省エネになっても他がエネルギー消費では、意味がありません。
「住まい」を省エネ観点で見てみれば、視界が開けてきます。コンクリートより鉄骨より木造が省エネ、なんと言っても、再生可能(植林)資源なのですから。
断熱材は難しい面があります。生産時(施工も含めて)のコスト、破棄時のコスト、使用中のエネルギー削減効果、の増減で決まってきますが、使用時や破棄時は未だ不明な点が多く、歴史の浅い断熱材は優劣がついていないのが本当のところです。
断熱材の省エネ基準も、資源の状態、経済の状況で変化しますので、皆で良く見守り自分と地球にとって最良なものは何かで考えて行きましょう。
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袋小路は気が溜まる。 ( No.2 ) |
- 日時: 2004/12/14 15:29
- 名前: kik
- 先日、江原啓之(スピリチュアル)がTVで面白いことを言っていました。
「袋小路のような敷地には気がたまりよくないといわれていますが、どうしたら良いでしょうか?」 との問いの回答として。 「気は流れるものですので、吹き溜まりのような障害があると、袋小路のような敷地に流れてきて溜まり、悪影響が出ることがあります。 そこで、袋小路のような敷地の場合は、目いっぱいの「住まい」を建てず、敷地の周囲に余裕を残し、塀なども生垣や竹垣のように、見通しが良く風の抜けるものにすると良いですよ。」 やはり、占いや家相、等も統計の科学だと、感心致しました。 袋小路の家は、泥棒に入られたり、風が吹き溜まりとして、不要なものを運んできます。これらの災難から守る為には、孤立せずに近所と良く付き合い、余裕を持って建てる、さらに塀などの目隠しをせずに風通しを良くし近所からも良く見えるようにすることなのです。 建築計画の考え方とも、ピタリと一致しています。 最近は、近所と交際もせずに孤立し、プライバシーを守ると称して、閉鎖的な塀を建て目いっぱい「住まい」を建てる人がいますが、あまりお勧めできません。 盗難などには、見えるようにしておくのが効果的ですし、地震や火災の時にも余裕のある配置でないと避難できないことになりかねません。
げに怖ろしや江原啓之、人ばかりか「住まい」の気も見ることが出来るようです。
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真直ぐ歩けば災難も避けてゆく ( No.3 ) |
- 日時: 2004/12/15 14:44
- 名前: kik
- 道を歩いているとき、前から来る人をどちらに避けようかと思うことがあります。考えているうちに、その人は近づいて来て、お互いに同じ方向に避け、反対側に避けるとやはり、一緒に避けていると言うことが良くあります。
これは、相手に気使うことによって起こる障害です。お互いに気を使いながら、そのために起こってしまいます。 このような場合の対処法は、わが道を行く、人に惑わせられないようにするのが良いようです。なまじ気を使い大分前からどっちに避けようかなどと考えていると、衝突の憂き目にあいますが、わが道を行くとの気迫で真直ぐ進むと、相手が自然と避けるものです。 人の行動にばかりとらわれると、結局はお互いのマイナスになることが多いことを示しています。
世の中、余計なことに気を使わず、真直ぐ歩けば災難の方が避けてくれるみたいですね。
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ハウスメーカーはバランスが悪い−1 ( No.4 ) |
- 日時: 2004/12/19 17:26
- 名前: kik <admini@apssk.com>
- 参照: http://www.bekkoame.ne.jp/ro/apssk/
- 先日自治体の住宅相談の日があり、私が当番で相談を受けたのですが、浴室の窓をもっと大きく出来ないかとの相談でした。
よく話を聞いてみると、建築条件付の土地に注文住宅で建て、工事中に浴室の窓を大きくして欲しいと注文を出したが、いろいろ言われて結局イメージと違う小さな窓になってしまった。同じ工務店の建築条件付住宅が目の前にもあり、そこの浴室は大きい窓が付いていた。今からでも大きくならないかとの相談でした。
図面を見て、話を詳しく聞いてみると、担当の設計者が窓を大きくしたくなかったようなデザインでした。
最終支払いもまだ残っているとの事でしたので、別のリフォーム業者に窓を大きくするといくらかかるのか見積をもらって、もし満足出来るようになおさないのならば、窓の改修にかかった費用を差し引くとの交渉をするようにすすめたのです。
以下事項になります。
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ハウスメーカーはバランスが悪い−2 ( No.5 ) |
- 日時: 2004/12/19 17:29
- 名前: kik <admini@apssk.com>
- 参照: http://www.bekkoame.ne.jp/ro/apssk/
- さらに、まだ「住まい」には不満があるようで、何か使いにくいのですが、何処が悪いのでしょうと、図面を見せて聞くのです。
そこまで言われれば、建ってしまったとは言え、今後のリフォームや建替えのための参考にと、お話したのですが、建て主の言うことをそのままプランにした間取りなのです。
ピアノの先生をしていて、将来もしたいので、ピアノ室を玄関脇に持ってきたのは良いのですが、玄関からそのピアノ室を通らなければ何処にも行けない状態です。さらにまだ小さな子供のための部屋がとても大きく2階の一番良い場所に配置されています。
子供やピアノとの、今頭にあることを、大切にしたいとの考えは良く判るのですが、長い間生活する自分達の生活空間が、全く大切にされていないのです。 バランスを欠いた設計の最たるものですが、ハウスメーカーの設計は、設計時点での施主の満足をなんとか纏めようとプラン作っていて、家族の生活の基本や、将来を考えた設計ではないことを、伝えました。
消費者の満足とは、「住まい」にとっては難しいことですが、最低限バランスを重視したプランが欲しいものです。
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上手なエネルギー利用を ( No.6 ) |
- 日時: 2004/12/22 00:09
- 名前: kik <admini@apssk.com>
- 参照: http://www.bekkoame.ne.jp/ro/apssk/
- TVでCO2の排出権について、放送していましたが、日本人の排出量は、大きめの木20本/人年、必要なほど、エネルギーを使っているそうです。
姉妹サイトのhttp://www.bekkoame.ne.jp/ro/apssk/co2/co2y2.htmlで自分のCO2の借金レべルが解ります。 「住まい」は個人的に最大のCO2排出装置ですので、なるべく少なくするのが理想です。 電気、ガス、水道、石油、ゴミまでCO2を出すことになるのです。 「住まい」でどの様にエネルギーを得れば一番CO2の排出が少ないのか?
私は、家庭用太陽熱発電も風力発電も試しました。結果発電するときにはCO2は出しませんが、製品を製作するときに必要とするCO2(エネルギー)を今のところ回収し終わらないうちに、製品の寿命が尽きてしまいます。 現在のところは、唯一太陽熱温水器だけは、回収エネルギーが製造エネルギーを上回る自然エネルギー回収装置なのです。 この太陽熱温水器を給湯だけでなく、「住まい」の暖房にも使用できれば、暖房システムとしても、最良のエネルギーになります。 特に24時間暖房を考える場合には、人がいない時期や使わない部屋は無駄だと思う人には、最適なエネルギーになるのです。
インバーターが電気エネルギーの節約になるように、つけたり消したりのエネルギー使用より、少量のエネルギーを常時使う方式の暖房の方がエネルギーロスが少なく、「住まい」での気持ちもよく健康にもメリットがあります。
もちろん、高断熱、高気密の「住まい」であるのが、最低条件です。 「住まい」の場合熱ロスを最低にして(断熱気密法は沢山あります)、自然エネルギーの太陽熱温水を上手に利用したシステムを取り入れることが、個人的な節約でもあり、地球規模の環境に貢献することにもなります。
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自分を信じれば良い「住まい」ができる-1 ( No.7 ) |
- 日時: 2004/12/22 20:10
- 名前: kik
- インターネットは情報の宝庫で、何でも検索すると引っかかってくるが、本当に正しい情報かどうか判断するのが難しい世界でもあるのです。
例えばこのサイトですが、欠陥住宅等のキーワードで訪れた人が多いと思いますが、欠陥住宅にならないように、自分でしっかりチェックすることを推奨しているのですから、解かり切ったことだと、思うとそこで終わってしまいます。
実際に「住まい」を建てようと思っている人にとっては、どうして欠陥住宅になり、どうすれば避けられるのかを知りたいはずですが、そこにはなかなかたどり着けないとの疑問が湧きます。
なぜ、このサイトで問題解決方が簡単に載っていないかと言えば、「住まい」の造り方は工業生産品のように同じではなく、それぞれ別であり、問題の発生箇所も別になり、類似例では判断できないからなのです。
欠陥が起こり易い部分や、個別の欠陥住宅に遭った事例や、その他、とても上手く「住まい」が造れた事例も載っているのです。しかし、それらは個別のその人の場合であり、これから「住まい」を造る人がどうなるか、また欠陥住宅に遭遇した人はどうしたら良いかは、個別に対応しなければなんの価値もないのです。それは、現場での一品生産品が「住まい」造りの特徴だと言う事を、図らずも示しています。 以下事項
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自分を信じれば良い「住まい」ができる-2 ( No.8 ) |
- 日時: 2004/12/23 00:45
- 名前: kik
- 結局は人に頼らざるを得ず、そのための人を信用できるか判断するためには、メールにしろ電話にしろ直接会うにしろ、直接話し合って見ないと判断できないのも、皆さんがよく承知のことだと思います。
この場合知り合いに紹介されるのが、一番早道で安心できると思っている人が多いのですが、普通は個人的に信頼できる知人の幅も狭く、合った人を紹介するのは簡単ではなくさらに、偏っている場合も多いのです。 また、ハウスメーカーや工務店などの専門家は、建て主の味方にはなりません。いざとなれば雇われている会社に貢献するかたちで「住まい」造りに取り組むからです。
では、どうしたら良いのか?それは人をあてにせず、ひたすら自分を信じて、一緒に「住まい」を創ってくれる人を探すことなのです。当然建築の専門家であり、自分とフィーリングが合う人と、コンサルタントとして協力体制を創ることなのです。
そのための、道具としてインターネットはとても良い世界です。沢山の建築の専門家がいますし、積極的に話かければ、たいていの人は、応えてくれます。 その中で、自分を信じて、馬が合う人にコンサルタントとして協力をお願いすることができるのです。
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人は変えられない ( No.9 ) |
- 日時: 2004/12/25 20:08
- 名前: kik
- 「相手を変えない、相手に期待しない」と言うのが、納税額日本一の斉藤一人さんの極意の一つだそうです。
名言だと思います。どんな場合でも相手は変えられないし期待はできません。自分でやらなければ何事も前に進みませんし、良い方向には進まないのです。 建築の現場でも、私もよく監督や棟梁、職人に期待して、綺麗に納めてくれるように任せることがありますが、本人の以前の経験の範囲でしか納めてくれません。 自分自身が、直接現場で寸法を測り1mm単位で納めると、皆協力してくれます。 別に監督や棟梁も嫌がって好きなように工事をしているのではなく、真剣に納めようとしているのですが、人は違うのです。 本当に自分なりの「住まい」にしたいのならば、自分で付き合うことが大切です。 しかも、楽しく仕事が出来るように付き合うのが良いことですし、そのためにはより深く関わることが必要になるのです。 人は変わらないので、自分が変わらなければ。
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津波の被害は恐ろしい ( No.10 ) |
- 日時: 2004/12/28 19:15
- 名前: kik
- 津波の被害は恐ろしいものです。
インドネシアのスマトラ島沖地震により発生した津波による被害は、インド洋沿岸の諸国を中心に、現時点で2万2千人を超え、50万人を超える被害になるとの予測もでています。被害を受けてしまわれた方々には、心からお悔やみ申し上げます。
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