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☆☆☆ 【自分で防ぐ欠陥住宅】☆☆☆
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APSS設計事務所 菊池 です。
71・☆断熱を解明すると、結露の防ぎ方がわかる!☆
読み物としても、役に立つものとしてお送りしています。
宜しくお願い申し上げます。
欠陥住宅の警告だけなら他のHPで済みます。
どの様にして欠陥になるのか、
また
どうしたら失敗せずに「住まい」を造れるか、
も掲載し、
業界秘話(申込み制)
も提供しています。
◇地球環境に貢献する「住まい」を考えていますか?◇
http://www.apssk.com/meru/kekanmm35.html#A
自分で「住まい」造りを考えるための知識を、
メールマガジン(MM)としてお送りしています。
「住まい」造りに役に立つMMですので、楽しみながらお読み下さい。
前回までのメールマガジンをお読みになりたい方は下記からどうぞ。
◇メールマガジン目次http://www.apssk.com/kekanmeru00.html◇
71・☆断熱を解明すると、結露の防ぎ方がわかる!☆
☆断熱材の使い方も個性で☆
主な断熱材を紹介しましたが、それだけでは住まいにあった、自分に合った断熱材を選ぶことはできない。
まず私の選び方を公開すると、基礎断熱にして、
外断熱+補助充填断熱(付加断熱と呼ばれる)システムの仕様がお勧めだ。
以下実際の仕様内容。
A:高断熱住宅の断熱仕様・関東用
基礎断熱は白蟻処理ポリスチレンt40mm程度、
屋根:外断熱用t40mmポリスチレン+高断熱グラスウールK16・150mm
屋根では、輻射熱カット用に、アルミ箔付断熱材や、金属屋根も良い
B:一般的な断熱材の仕様・関東用
床下:t40mmポリスチレン
壁:充填断熱高性能グラスウールK16・t75mm
隙間30-45通気用スペース。
屋根:高断熱グラスウールK16・150mm
費用に余裕があり、特に防火対策をしたいならば、壁にフェノールフォームを使ったり、
静寂さを特に求める場合には、セルロースファイバーを使うのも良いことだ。
ただし、断熱材だけではあまり意味が無い場合が多く、気密性も考慮し、「住まい」全体のバランスを見ながら、
選ぶ必要がある。
☆断熱を解明してみる☆
上記のA、B仕様で、壁内結露が起こるかどうかを、グラフA、Bで示した。
関東地方であれば、A、Bどちらの仕様でも結露は起きない。但し、
B仕様では結露がぎりぎりの状態で起きない仕様である。グラフCのように北海道でこれらの仕様にすると、
簡単に結露してしまう。グラフBより−5℃外部温度が低くなったことにより、起きた結露であることを、
グラフCは示している。
グラフDは、B仕様プラス室内側に防湿シートにした時の結露状況を示すグラフだ。
防湿シートがあれば、問題なく壁内結露はクリアー出来る。
(グラフはこちらのサイトをご覧ください。)
但しこの結露グラフは、壁内通気や水蒸気の壁内への漏れの考慮が無い、純粋に材料の性能だけで計算した結果だ。
壁内通気が無い場合には、水蒸気の隙間からの漏れがあるため、実際の条件はもっと悪くなり、壁内通気があれば、
通気が水蒸気を逃がすため、結露条件が相当緩和される。
☆夏場の逆転結露は論理的過ぎる☆
防湿シートを室内側に設けると、夏場に逆転結露(冷房による外部側に結露する現象)が起こると
警告をする人がいるが、これも論理的結論であり、壁内通気が無い場合には多少の可能性があるかもしれないが、
24時間冷房を入れている家庭はほとんどない。冷房を切った時間に多少結露していた部分も蒸発してしまう。
もし、24時間冷房を使う住まいでも、壁内通気を取った場合には、
通気により結露の発生が防がれるため問題にならない。
通気層がなく、24時間冷房する場合でも、夜の温度差は小さくなるため逆転結露は、夜にはなくなるので、
問題になるほどの影響にはならない。
北海道や北東北の防湿シートが必要な地域では、冷房は長期間必要ではなく、朝晩は涼しくなるため、
逆転結露はほとんど起こらない。
南東北、北関東からそれ以南の地域では、断熱材を少し薄く出来るため、壁内通気スペースを確保できるので、
防湿シートを使い、24時間冷房をしたとしても、通気による水蒸気の排出が、結露を防いでくれる。
壁内結露で問題になるのは、結露が乾かず毎日蓄積される場合に問題になる。冬が特に問題になるが、
適度な壁内通気があれば壁内結露の発生はほとんど避けられる。もし多少発生したとしても、すぐに乾燥する。
夏の場合の壁内通気はより効果を発揮する。
☆窓の結露問題の解決☆
樹脂サッシュや高性能サッシュにペアーガラスを使えば、関東以南ではほとんど結露しないが、
現在結露している窓では結露を防ぐのは、なかなか難しい。
そのままの状態で結露を防ぐ方法は、室内を暖めた状態に保つことである。
夜に暖房を止めずに熱を供給し続ければ(24時間暖房)窓の結露は起こらない。
夜に窓が、結露限界温度より冷えてしまうのが原因なので、窓の温度を下げないように、
各窓の下に部分暖房を置く、又は暖房を夜には強くして、温度を下げないようにする等で、窓の結露は無くなる。
しかし、使わない部屋を暖房したり、夜寝るときに暖房を消さないように使うのは、日本人の感覚として難しい。
他の手段としては、内部サッシュを取り付けて、Wサッシュにすることだ。
室内枠に取り付け可能な、内部取付サッシュを、全ての窓に取り付けることでも、窓の結露を防ぐことが出来る。
この方法は、窓部分での温度差を小さくすることで、結露の発生を防ぐ方法である。
使わない部屋の暖房を止めても、夜に暖房を止めても、窓部分の温度差が適度で、
Wサッシュの間にあまり水蒸気の入らないタイプの内部取付サッシュを選べば、結露の発生を防げる。
今回は以上です。
次回をお楽しみに!
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