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APSS設計事務所 菊池 です。
66・「夫婦別又は別室の「住まい」は50歳以上に多い」
大分御無沙汰しました。
大不況に足元をすくわれて、余裕が取れなかったのですが、
また、なんとか情報を発信出来るようになりました。
これからも、宜しくお願い申し上げます。
◇地球環境に貢献する「住まい」を考えていますか?◇
http://www.apssk.com/meru/kekanmm35.html#A
自分で「住まい」造りを考えるための知識を、
メールマガジン(MM)としてお送りしています。
「住まい」造りに役に立つMMですので、楽しみながらお読み下さい。
前回までのメールマガジンをお読みになりたい方は下記からどうぞ。
◇メールマガジン目次http://www.apssk.com/kekanmeru00.html◇
66・「夫婦別又は別室の「住まい」は50歳以上に多い」
子育てを終えた家族では、夫婦別室にする夫婦が、
長持ちするようです。
以前にも夫婦同室が離婚の原因になることについて、
話したが、
今回は年齢が増えるにしたがって、夫婦別や別室が増えているとの、
アンケート調査
の結果を踏まえて、夫婦別室と「住まい」の間取りについて考えてみた。
アンケートは20歳以上の既婚者を対象に、東京ガスが1432人に行ったもので、
年齢が上昇するにつれて夫婦が別々に寝る割合が多くなっている。
40代は25%、50代は32%、60代は36%、70代では半数近い47%が
「別の寝室で寝ている」と回答した。
アメリカなどでは、夫婦が同室同寝具で寝ており、
それが嫌になったら離婚との関係が多いらしいが、
日本では別室が夫婦のやすらぎを維持する、ノウハウになりつつある傾向がでてきた。
日本でも離婚は増えてきているが、アメリカほどではない。
好き嫌いでクールに割り切れる経済力がお互いには備わっていない点が、
離婚の防波堤になっているきらいがある。
せめて、別室にして夫婦のお互いの自由と、
やすらぎを取り戻したいと考えるようである。
夫婦別室の理由も男女によって、違いがある。
男性は主に自由に過ごしたいとの感覚が強く、女性の場合は、
安眠を取りたいとの感覚が強いようで、
「住まい」の中での主導権の違いが伺われる回答になっている。
男性の場合には、「住まい」の中で自分が自由に振舞える場所が、
寝室しかないと思っている人が、多いことを示している。
したがって、せめて寝室では自由に、好きなことをして過ごしたい、
睡眠時間も自由に寝て起きたいとの希望がよく現れている。
一方女性は、LDもキッチンも自由に使い、寝るのが寝室との感覚のようで、
別室になった場合には、熟睡できる、ゆっくり眠れる、いびきに悩まされない、
などが別室にしてよかったこととして上げられている。
これらの男女の感覚的違いも、熟年にとっては直しがたい違いであり、
放置すると離婚に繋がる可能性もある問題なのである。
そのため、最近のリフォームは、子供が巣立って「住まい」の部屋が余り始めたときに、
夫婦の寝室を別室にするリフォームも多くなっている。
もともと、男性と女性の性の違いは、種族が生き延びやすいシステムとして
、発生したシステムである。
ウイルスや細菌等、人体を一斉に脅かす危険から、
全滅を避けるためには、多様な個体が必要になる。
人から人にうつる病気にたいする抵抗力を増すためには、
抗体が体に出来る必要があるが、性別がない無性生殖では、
同種の存在が多くなり、ウイルスや細菌に一気に滅ぼされる可能性が、
非常に高くなってしまう。
異性生殖になると、遺伝子は半分は母親と別種の物になるため、
異種ができ、抗体や抵抗力も、沢山の違った種類が出来るので、
ウイルスや細菌に侵されたときも、抵抗力のある固体が現れ、全滅に遭うことがない。
現在広がりを見せている豚インフルエンザも、65歳以上はかかり難いとか、
20歳未満がやられ易いなどの、風評がでているが、
これも、人の個体に様々な差が有り、様々な抵抗力をもっているからである。
異性生殖の賜物と言える。
このように、異性は人類の存続に必要なのであるが、
一方で感性や考え方がおおいに違うことも、当然のことであり、
同じ空間で寝起きするのが負担になることも、おおいに考えられる。
結婚しているから一緒の部屋で寝るとの考え方は、子供を成すためと、
お互いの愛情を確かめるためにはよい考えかもしれない。
しかし、感覚の違う異性と長くストレスを感じずに付き合うためには、
夫婦別室との考え方も必要な考え方であり、
余裕とお互いの意思の疎通が出来るならば、賢いスペースの使い方となる。
男女の感覚の違いは埋まることがないので、夫婦別室は熟年夫婦にとっては、
これから必要な「住まい」の使い方になるかもしれない。
今回は以上です。
次回をお楽しみに!
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