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☆☆☆         【自分で防ぐ欠陥住宅】☆☆☆
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APSS設計事務所  菊池 です。


51・オープンな「住まい」は「賢くなる家」として新聞でも紹介されている。



 ◇地球環境に貢献する「住まい」を考えていますか?◇
http://www.apssk.com/meru/kekanmm35.html#A


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51・オープンな「住まい」は「賢くなる家」として新聞でも紹介されている。本題です

 MM49号で親ばかだと家族に叱責されたため、
UCLAや芸大(東京芸術大学)に合格した顛末の続きの記述を、
遠慮していたのですが、
最近朝日新聞に、私が語った「住まい」の状況と同じようなオープンな「住まい」が、
頭の良い個性的な子供が育つ環境として取り上げられたので、
今回は、その記事を踏まえて記述してみました。

 MM49号で提唱した内容と、よく似た記事が書かれており、
浦和近辺の地域で、「賢くなる家」として
オープンな「住まい」が脚光を浴びているようです。

 芸大合格の顛末は、またそのうち書くことにしますが、
今回は、オープンな「住まい」が、なぜ良いのかを新聞記事も参考にし、
現在までの経験を交えながら、本質部分に迫る記述をしてゆきます。

 新聞記事やMM49号をご覧の方は下記をどうぞ。
朝日新聞061115の記事・☆これぞ「賢くなる家」☆はここhttp://www.apssk.com/meru/asahi061115.html
 ◇MM49・「個性的な子供を育てる「住まい」(UCLAと芸大)」◇はここhttp://www.apssk.com/meru/kekanmm49.html

 新聞の記事ですと、「その「住まい」は親子が自然なコミュニケーションを
取れるように工夫を凝らしてある」とのことで、個室を極力減らし、
子供部屋の扉をなくしガラスや障子を間仕切りとして使い、
お互いの雰囲気が感じられる空間とし、
伝言板代わりの大きなガラスの板まで設置してある家もあるようです。
 
 これは正に、昔の襖と障子で間仕切られた空間の現代版といえます。
 私が2人の子供を育てた「住まい」も、仕切りは襖であり、
子供との距離がとても近い関係でした。

 私達が子供の時の「住まい」は、全て襖の間仕切りの空間に祖父母、
兄弟を入れて6-8人は普通で、部屋数も少なかったのです。

 現代でも、勉強や読書をする環境として、個室の方が特殊かも知れません。
 学校や塾でも集団で勉強していますし、
集団生活する寮に入った生徒の出来が悪いとの話も聞きません。

 読書や勉強に使われる図書館も、他人が沢山居る場所ですし、
仕事でも大勢が一緒の空間に居て、
それぞれは集中して仕事をすることが出来るのです。

 人が居るからこそ集中できるとの面もあるでしょうし、
コミュニケーションが必要になったら、
直ぐにその場で出来るのも価値があるのです。
 人が集まっていると面倒なことも沢山ありますが、
だからと言って、個室に居れば何もかも忘れて、
本当に勉強や研究にうちこめる空間だとも言えないのです。

 人が集中して物事に当たれる場所は、常識的な個室ではなく、
「他の人が居る場所であり、人が居ることでさらに能力も高めやすい」
との考え方をサポートするデーターも、その新聞記事にあります。

 記事には有名私立中学合格者の200軒を訪問調査した結果、
「勉強は静かな個室で」との固定観念が打ち破られ、
難関校に合格した子ほどテレビの置かれた居間や
食堂の雑然とした雰囲気の中で勉強する傾向があったそうです。

 私自身を振り返ってみると、大勢で居たことも、個室だったこともあり、
個室に引きこもった時には、小説や漫画をよく読んでいたり、
物思いに耽ったりで、集中して勉強した時間は少なかった様な気がします。

 最近は特に、ゲーム機やパソコン、ミュージックなど一人で楽しむ、
機器や道具が氾濫していますので、
子供が個室に篭ると、勉強より楽しみが優先されるのも頷けます。

 人はある程度の抵抗があったほうが集中力ややる気を起こすようです。
 したがって、この新聞のデーターは、静かな子供室を与えることが、
マイナスになることもあるとの、裏付けになっていると言うことも出来ます。

 以前からオープンな「住まい」にすることが、家族のコミュニケーションや、
集中力を高めるのに役に立つ、と伝えてきましたが、
今回の朝日新聞の記事では、調査研究によりオープンな「住まい」が、
勉強にも実際に効果があることが実証された事になります。

 なぜ人がそばに居た方がよいのか、人が居ると張り合いが出ることが上げられます。
 スポーツにしろ仕事にしろ、音楽も人が居ることが励みになって、
能力や個性を伸ばすことが出来ます。

 さらに、人が居る場所で集中できることが、スポーツや音楽の世界では、
自らの力や能力を大きく伸ばすのに必要な条件なのです。
 勉強だけが特別だとは思えません。
 家族は応援団ですから、そのエネルギーをもらえば、
よりやる気が出ますし、能力もアップするはずです。

 家族がそばに居れば、コミュニケーションが自然にでき、
安心感も得られ、個性的能力を発揮することも可能になります。
 子供が小さいときは、オープンな「住まい」のほうが仲良く出来ますし、
大きくなってからでもオープンな「住まい」に育つことで、
個性も心も安定した仲の良い家族として、生活することができるのです。

 オープンな「住まい」とはどんな「住まい」かにもすこしふれておきましょう。
 オープンな「住まい」の定義があるわけではありませんが、
個室をなるべく少なくし、間仕切りは相手が感じられる程度に
軽く簡単なものを使い、極論すれば、
間仕切りが無い場合の方がよりオープン度が高いと言えます。

 夫婦の個室は別として、個室の必要性はあまり高いものではありません。
 ですから、居間や食堂をできるだけ広く取り、子供室を小さくし尚且つ、
襖や障子、ガラス戸にするか、
扉を付けないことがオープンな「住まい」といえます。

 言ってみれば、オープンな「住まい」とは、子供と一緒に楽しみ、
個性を伸ばし、能力を向上させる「住まい」で、
結局子供の居心地を良くすることではなく、
家族が楽しく気持ちよく過ごせ、
お互いの気持ちを思いやることが出来る「住まい」だと言えるのです。


今回は以上です。



 次回をお楽しみに!
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