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☆☆☆         【自分で防ぐ欠陥住宅】☆☆☆
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APSS設計事務所  菊池 です。


50・「どこを見て選べは良いのか、最近の「住まい」は?」



 ◇地球環境に貢献する「住まい」を考えていますか?◇
http://www.apssk.com/meru/kekanmm35.html#A


 自分で「住まい」造りを考えるための知識を、
メールマガジン(MM)としてお送りしています。
 「住まい」造りに役に立つMMですので、楽しみながらお読み下さい。


前回までのメールマガジンをお読みになりたい方は下記からどうぞ。
◇メールマガジン目次http://www.apssk.com/kekanmeru00.html◇


50・「どこを見て選べは良いのか、最近の「住まい」は?」本題です

 大分長いことMMを出しませんでしたが、やっと最新号送付です。
 ともかくお詫びと、これからのご愛読をお願い申し上げます。

 今回は、デザインにしろ技術にしろ横並び感が強くなってきた、
ハウスメーカーやフランチャイズシステムメーカーの、
何を見て選ぶことにすれば良いのかを、考えて見ましょう。

 デザイン的には好みの問題と言えますので、
趣味に合うかどうかで決められそうです。
 しかし、実際にはお互いに売れ筋商品の真似のしあいですので、
特徴を持ったメーカーはほとんど無く、
どのメーカーでも高級品と普及品とに別れ、
デザインを多少変えているだけで、
ほとんど変りばえしないのです。

 車のデザインを見てもらえれば分かり易いと思いますが、
角ばったデザインが流行り始めると、
ほとんどのメーカーの車は角ばった形になり、
流行に乗り後れないようにしますし、
丸みを帯びたデザインが流行りだすと、
またも各社同じ方向の形になり、
その中で少しだけの違いを争って個性を出そうとしていますが、
やはり、それほど個性を持った車は生まれてきません。

 ベンツやBMW、ボルボ、などのヨーロッパのメーカーは、
昔からのアイデンティティーやイメージを守り、
会社のイメージを壊さないように昔からのデザインを守ってきましたが、
最近はそれも客のニーズに合わせるようになり、
時代の流れにのったイメージの車になってきました。

 これは、購入者が一般の人がほとんどで、
昔のように金持ち階級だけを相手にしていたのでは、
量産車は売れないからが、原因のようです。

 普通の人のこだわりはそんなに強いものではなく、
費用との天秤にかければ費用が優先され、
流行との天秤にこだわりをかけると、
やはり流行が優先されるのです。

 「住まい」には、もっと顕著にこの考え方が現れます。
 デザインの良いほうが良いが、高くなるのは避けたい、
流行以上に個性を出したい訳ではなく、
ちょっと何処かが変わっていれば満足できる、との感覚です。

 建売や住宅展示場を良く見ると解るのですが、
流行を押えて少しだけ表情を変えた「住まい」を造り、
並べて売っている様は、スーパーの林檎や蜜柑を売っているようなもので、
大きさや色や形はすこしづつ違いますが、
同程度のものとして売っています。

 形が大きく違い、凹凸があったり、色が悪かったりすると、
味に関係なく、売れ残っていることが多いのです。

 スーパーと同様に同じような「住まい」で、
ちょっとだけ変わった「住まい」であれば安心できるのが人情であり、
時代の流れなのです。

 以前、軽井沢に行った帰りにたまたま寄った街の八百屋さんで、
おいしい林檎があるから食べてゆきなと勧められたのが、
少し見てくれの悪い林檎でした。
 あまり勧めるので騙されたと思って食べてみたのですが、
一口食べてみたところ今までに食べたことが無い、
おいしい林檎の味がしたのです。
 甘さといい、味わいといい、
林檎とはこんなにおいしいものだったのかと認識を新たにするほどの
ショック覚えたしろものでした。

 値段も見てくれの良い林檎の半額程度で、
話を聞いてみると、地元の人が数個づつ買っていく林檎だそうで、
いつもある林檎ではないそうです。
 形が悪いので収穫せずに熟れるまで木に付けておき、
食べごろになってもぎ取って近くの八百屋に出てきたそうです。
 当然、一箱買って帰り、近所に配り喜ばれたことを覚えています。

 本当に良いものは、見てくれや一般的に好まれるものではなく、
熟成させたものなのですが、外見で判断できないところに問題があり、
意味があるのです。

 「住まい」の場合も外観やインテリアはいくらでも真似が出来、
本当に自分に合ったものかどうか、判断できないことが多いのです。
 住んでみてから徐々に良さや問題点が判ってきます。

 問題点を最小限に留め、熟成された「住まい」にするためには、
「住まい」とじっくり付き合うことが肝心です。
 設計から施工まで、1人の気が合う人と、
とことん付合い熟成された「住まい」を手に入れられれば最高です。

1人の造り手と付合うのですから、気が会うことを重点に考え、
設計から施工までなるべく一緒になって協力し、
全てを見てもらうようにするのが良いのです。

 同じ人が無理な場合には、担当する人が少なく、
信頼おけることが重要になります。

 建売の場合には見分けが付きませんので、会社を信用するか、
自分の第六感を信用するかで決めるしかないでしょう。



今回は以上です。



 次回をお楽しみに!
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