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☆☆☆         【自分で防ぐ欠陥住宅】☆☆☆
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APSS設計事務所  菊池 です。


48・「「住まい」を登録文化財にしよう」



 ◇地球環境に貢献する「住まい」を考えていますか?◇
http://www.apssk.com/meru/kekanmm35.html#A


 自分で「住まい」造りを考えるための知識を、
メールマガジン(MM)としてお送りしています。
 「住まい」造りに役に立つMMですので、楽しみながらお読み下さい。


前回までのメールマガジンをお読みになりたい方は下記からどうぞ。
◇メールマガジン目次http://www.apssk.com/kekanmeru00.html◇



 WBCは王ジャパン奇跡の優勝でした。
一度は死にかけたチームでしたが、スポーツは何が起きるか判りません。

 奇跡が起こるのもスポーツの世界です。
 韓国民にとっては、ちょっと納得のいかない結果だったかもしれません。
 日本国民としては、素晴らしいゲームを見せてくれ、
優勝してくれたことを、喜びたいと思います。

 WBCの決勝戦を見て、感じたことは日本、キューバに限らず、
優勝との目的に向って、個人がチームとなって、
本当に一生懸命にプレーしていたことです。
 プロ野球は、あまりにも期間が長いため、戦略的にゲームを捨てたり、
諦めたりすることがあり、つまらないゲームが多々あります。

 オリンピックやサッカーのワールドカップ、
今回のWBCなどは4年に1度のチャンスのため、
素晴らしい魅力的なアスリートに会えるのだとの感を強く持ちました。

 「住まい」造りは一生に一度の機会かもしれません、
「住まい」造に打ち込んでみると、
本当の楽しさや感動を味合うことが出来るのです。


48・「「住まい」を登録文化財にしよう」本題です



 「登録有形文化財」と言う制度が新しくなった。
 平成17年4月から施行になり、約1年経過した。その趣旨は、
 「人と自然の関わりの中で作り出されてきた文化的景観及び
生活や生産に関する用具、用品等の製作技術など地域において
伝承されてきた民俗技術を新たに保護の対象とするとともに、
近代の文化財等を保護するため建造物以外の有形の文化財にも
登録制度を拡充した。」

 とのことで、建築には以前から登録制度が適用されていたが、
他のものも対象となり、登録しやすくなり特典も判りやすくなった。

 街を散歩していると古い建物だが、ほっとする建物に出会うことがある、
川越の蔵の街や白川郷、角館の武家屋敷等々は代表的なものだが、
各地に残っている文化財的建物はまだまだ沢山ある。

 今住んでいる建物が、古くて大切に思える場合は当然だが、
みすぼらしい古い、掘っ立て小屋と思われる建物でも、
ひょっとして価値がある建物かもしれない。
 昔の建物は材の良いものを使っているため、
改修すると素晴らしい建物になる可能性が高い。

 以前にも古民家や古部材を使う建物の勧めを記述したが、
関連しているので、下記をどうぞ。
 ◇地球環境に貢献する「住まい」◇http://www.apssk.com/meru/kekanmm35.html#A

「登録有形文化財」の場合は、さらに登録されるとメリットがある。

 そのメリットは、
1.敷地の地価税が2分の1に減税
2.家屋の固定資産税を2分の1以内に減税
3.改修などに必要な資金を低利で融資。
4.修理の設計に係る費用の2分の1を国が補助
5.りっぱな登録プレートが送付され、誇らしい気持ちが持て、
  スクラップ材が少なくなる為環境にも貢献できる。

 これらのメリットがあるにもかかわらず、重要文化財と違い、
厳しい制約が無く、改造する場合も禁止事項がない。

 外観を大きく変える場合には届出が必要だが、
所有者が自由に活用することが出来、ホテルやレストランも可能だ。
 定期賃貸マンションのような形態のものもある。

 建築後50年以上経過した建造物が対象で住宅や寺社建築は当然だが、
橋やトンネル、ダム等も対象になっている。

 地域で親しまれていたり、独特の珍しい形のものは有資格建物だ。
所有者の希望により、地方の教育委員会から推薦を受け、
国の文化財保護審議会で審議の上決定される。

 登録有形文化財は、国が地域で価値のある建物だと御墨付きを
出す制度なので、古い建物を持ってることが誇りになり、
代々伝え、残しえ行きたいとの気持ちにさせる建物となる。

 日本は、街並みや文化をヨーロッパに憧れ、
経済はアメリカ型で進もうとしている。
 古い良いものを大切に使う文化と、消費型の文化では
なかなか折り合いがつかない。
 結果、我が国の街並みは統一性がなく、
雑然とした、キッチュな街並みとなり、
部分的に残る伝統的街並みを除いては、
親しみを持つ街とは言えないのである。

 このような状況では、目に付いた価値のありそうな建物や建造物は、
それぞれの所有者の見識と努力で維持してゆくしかなく、
それを支援しようとするのが、この「登録有形文化財」制度だ。

 経済優先の中で、このような制度は珍しいし、
今までは、凝り固まった制度をつくり上げてきたのが行政だが、
この制度に関しては、融通を利かせて運用しているように思える。
それは下記の登録有形文化財を見てもらうと判り易い。

「登録有形文化財」の例http://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/bunkazai/touroku/index2.htm

 結構バラエティーに富、これがと思う建物も含まれている。
 今、日本の人々がつくりあげた文化的要素を残さないと、
技術の発達した現代では安易に使える化学物質建材が増えてしまい、
風土に根ざした本当の意味での街並みは消え果てしまう。

 一度失われてしまった文化的価値を再生するのは、
文化財の修復作業を見ても解るように、とても手間隙がかかり、
それこそ博物館でしかお目にかかれなくなってしまうのである。

 昨今の「住まい」造りを見ていると、世相の反映だと思うが、
自分だけの世界に閉じこもって「住まい」造りをする人が多い。

 姉歯問題も建売住宅も、自分だけがよければが反映しているので、
地域や近隣に配慮する昔からの日本の文化が、廃れ始めている。

 古いものを大切にすることで、近隣や地域住民との関係を
良くする事になれば、最近頻発しているセキュリティー問題や事件を、
未然に防ぐことになるので、予防的な意味でも、
古いものを生かすことで、自分のためにも近隣のためにもなる。

 「住まい」の塀を開放的にして外からも見えるようにすることは、
泥棒の侵入を防ぐことになるし、
地域皆でやれば痴漢や子供の犯罪なども未然に防ぐことになる。

 防犯機器や警備会社を頼むことも必要なことではあるが、
費用の割には効果はそれほど大きくない。

 伝統的な建物のデザインを取り入れ、
地域と関係が持てる、外にオープンな「住まい」にすることが、
近隣との親しさを増し街並みにも貢献し、
老後のやりがいや楽しみに繋がるのである。


 古い建物をお持ちの方で、
「登録有形文化財」に登録したいと思われる方は、是非御連絡下さい。
特典を生かして一緒に文化的街並みの維持に貢献したいと思います。

また、散策時目についた建物や商店として現役で使われている建物で、
文化的価値のありそうな建造物があれば、どなたでも結構です。
お知らせいただき、皆で楽しめる街並みを協力して、
残して行きたいと思っています。

このような建物もよく見ると文化財価値があります、
「登録有形文化財」に成るかどうかは別ですが。
こちらをどうぞ。http://www.apssk.com/bunnka/bunnka1.html


 「登録有形文化財」に価しそうな建造物をご存知の方は、
所有、非所有にかかわらず、情報をお送りください。
先ずは、下記メールアドレス又は上記の「問い合わせ」より
ご連絡いただけると幸いです。
 (写真の添付はよりありがたいことです。)




今回は以上です。



 次回をお楽しみに!
 ご意見等をお寄せ下さい。(寄せられたご意見等はこのメールで紹介することがあります。)



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