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APSS設計事務所 菊池 です。
45・「ライブドア問題と姉歯問題の類似性」
◇地球環境に貢献する「住まい」を考えていますか?◇
http://www.apssk.com/meru/kekanmm35.html#A
自分で「住まい」造りを考えるための知識を、
メールマガジン(MM)としてお送りしています。
「住まい」造りに役に立つMMですので、楽しみながらお読み下さい。
前回までのメールマガジンをお読みになりたい方は下記からどうぞ。
◇メールマガジン目次http://www.apssk.com/kekanmeru00.html◇
45・「ライブドア問題と姉歯問題の類似性」本題です
姉歯問題のニュースが少なくなってきたと思ったら、
ライブドア問題が、大きく報道されています。
まだ、ライブドア問題は始まったばかりで推測部分も多くなると思いますが、
今回は、この二つの事件の類似性を考えてみたいと思います。
一見類似性が無いように見える、姉歯問題とライブドア問題であるが、
民営化や開放緩和政策が作り出した問題と考えると、類似性が見えてくる。
ライブドア問題は、ライブドアが関連企業を使い企業買収をし、
その企業買収後にその事実を隠し、ライブドアが買収するとの風評を流し、
ライブドア関連企業が、買収した企業の株価が上昇したところで、
買収した企業の株を売り抜ける手口のようだ。
ライブドア問題の関連事項については、下記のHPをご覧下さい。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20060118/K2006011801110.html?fr=rk
買収資金として、ライブドアは自社株を分割し、
一株の価値は変わらないが、単価が安くなり一般投資家に売買し易くし、
株価の上昇を上手く誘導した。
このような手法は、結果的に個人投資家が損害を招く結果になった。
これらの株価操作や株価上昇のための粉飾決算などの一連の手法の
違法性が問われ、東京地検特捜部の捜査を受け、
堀江氏を含め3名が逮捕された。
この企業買収による株価上昇を勢いつかせたのが、
ネット証券取引を主に手がけている個人投資家達である。
ここ数年でネット売買等の手軽さが受け、個人投資家が増え、
株売買の数量も大幅アップしたことも個人投資家が影響している。
個人投資家の増加も株売買の数量増加も悪いことではない。
株の投資は全くの個人責任の問題であるから、
個人で責任を持って投資する分には何ら問題はない。
しかし、多量の一般個人投資家となると、株や企業についての
勉強をしている人ばかりではなく、付和雷同型の雰囲気に流され
マスコミに踊らされて、何かと話題の多かったライブドアの買収話に乗り、
ライブドア買収企業の株価上昇の一翼を担ったことは否めない。
ライブドアの堀江氏が以前TVにて、いみじくも言っていた。
「一般の方は勉強不足であり、株取引の法整備のハードルは、
海外に開放するために低くなったので、
そのグレーゾーンを十分に活用している」とのコメントである。
したがって、企業として法の盲点を研究活用しているライブドアに、
個人の投資家が手玉に取られるのは当たり前のことである。
現在、ライブドア関連の株価が大幅に下落し、
監理ポストに移され、これからも大損害を被る人が沢山出ると思うが、
以前から、損害を受けている人も大勢いるはずである。
姉歯問題ほど深刻な被害とは言えないが、
民間開放緩和路線を利用した、企業の企てであることは確かだ。
姉歯問題の関連事項については、下記の国交省のHPをご覧下さい。
http://www.mlit.go.jp/aneha/
開放緩和は良いことであるが、
民間企業の情報公開が伴っていないこともあり、
その点も、ライブドア関係者の言う法整備のグレーゾーンだ。
姉歯問題でも、民間検査機関の設置は開放路線だが、
民間検査機関の情報公開のための法整備はお粗末であり、
天下り先との考え方だけが目立っている。
それゆえ、姉歯問題が拡大されたと言っても過言ではない。
両方の問題とも情報公開が広く出来ていれば防げたかと言えば、
そうとばかりも言えないが、少なくとも大幅に情報公開がされており、
個人個人が責任を持って対処すれば、
被害はもっと少なくなっていたと思われる。
これからの我が国の社会は、大幅に個人の責任が重くなり、
国も地方自治体も情報公開をし、さらには税収不足のため、
法整備を進めて行くのは、今までの政策から明らかなことである。
この状況で、庶民が身を守る方策は、
金銭の絡む問題には徹底的にプロをも凌ぐ勉強で対処するか、
自分の味方になってくれるプロを探すかのどちらかである。
何事も安くしたい場合や大儲けしたい場合には、
勉強をするのが良さそうであるが、大きなリスクも伴う。
プロの味方を探す場合には、リスクは低くなるが、
相応の費用が必要になる。
株にしろ「住まい」にしろ、
人とのかかわりを、全く無しで行うことはできない。
したがって他の人との関係が大切になるのだが、
その時の相手の選び方に注意が必要となる。
人柄がポイントだと前から話しているが、
具体的には利益を強調しない人が、助っ人として適正がある。
人は目先の損得に目を奪われがちであり、
利益の泥沼に入りこむと、その他のことが見えなくなる。
本来の目的をハッキリさせ、相手に目的をぶつける事で、
返ってくる反応をよく観察してみると、
相手がどのように考えているのかが伝わってくる。
利益に話を持ってゆくのは簡単であり、信じたくなることが多いが、
個人的又は家族としての目的をクリアーする提案を出せる人柄の方が、
好ましいく、本当の役に立ってくれる人物である。
さらに馬が合う相手ならば余計楽しくなり、
より良い「住まい」が出来上がる。
株の場合はよく解らないが、自分に合った相手と関わることで、
投資にとっての良い情報が得られるのではないか。
今回は以上です。
次回をお楽しみに!
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