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☆☆☆         【自分で防ぐ欠陥住宅】☆☆☆
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APSS設計事務所  菊池 です。


39・「竣工後に発覚する欠陥住宅もたくさんある!」



 ◇地球環境に貢献する「住まい」を考えていますか?◇
http://www.apssk.com/meru/kekanmm35.html#A


 自分で「住まい」造りを考えるための知識を、
メールマガジン(MM)としてお送りしています。
 「住まい」造りに役に立つMMですので、楽しみながらお読み下さい。


前回までのメールマガジンをお読みになりたい方は下記からどうぞ。
◇メールマガジン目次http://www.apssk.com/kekanmeru00.html◇



39・「竣工後に発覚する欠陥住宅もたくさんある!」本題です


 3回ほど前にも、竣工後にクレゾール液で「住まい」が汚染されて、
欠陥住宅になってしまった話をお届けしました。
 詳細は下記をお読み下さい。
「竣工後のミスで欠陥住宅に!」

 今回は設備不良で欠陥住宅になった話です。

 中京地区で、65坪ほどの「住まい」を、
2x4のハウスメーカーB社に依頼したのが、
今回の被害者のA氏でした。
 
 施工は始めから問題が起こったのです。
基礎工事終了後に、下請け会社が倒産し工事が半月ストップしたのです。

 B社には問題はありませんでしたので、工事期間も延長せず、
予定工期内に工事も終了し、引渡しも済み入居して数週間後のことです。
 一家で外出し帰宅してみると、床一面水浸しになっており、
二階では水音がしていました。
 あわてて二階に上がると、トイレのロータンクの給水管が外れ、
噴水状に水を噴出していたのです。

 二階は大半が水に浸かり、一階もトイレの下を中心に、
半分以上が漏水被害を受けていたのです。
 A氏はすぐさまB社に連絡し、B社も来て水を止め、
室内排水の応急措置は、その日にすぐ行い、掃除もしたのですが、
基礎内に溜まった水抜きは、翌日まで放置されたのです。

 翌日には、ポンプによる水抜きをしたのですが、
すでに色の付いた水になっており、仕上げにもシミや汚れを付、
被害を拡大してしまったのです。

 その後、A氏は補修工事や損害賠償の話し合いをB社としたのですが、
合意ができる提案をB社が提案してこなかったため、
専門家の意見を聞くことにし、第三者に調査を依頼したのです。

 調査の結果、水道工事を担当した業者は、
壁から出す給水管の高さを間違え少し高くなったため、
基準のパイプでは少し足りないところを、
工期がなかったため、パイプを交換する時間を惜しみ、無理やり取付け、
この杜撰な給水管工事が直接の漏水原因だったのです。

 給水管や給湯管は、水張りし圧力をかけるテストをするのですが、
このテストも、工期短縮のために、省略したのです。
 そのため、給水管の接続不良を、
工事中に発見することが出来なかったのです。

 さらに、事故のあった日に、基礎内部に溜まった水の排水をしていれば、
もう少し被害は少なかったのでしょうが、
基礎内に溜まった水の排水を翌日行なったことで、
床下の部材が全て多量に水分を含み、被害の拡大を招いたのです。

 基礎内部に溜まった水を放置したことで、床下部材はカビが生え、
性能低下が起こり、尚且つ仕上材を汚すことになったのです。

 結局、下地材、構造材、合板などを交換し、
仕上も張り替えることになり、補修工事は期間もかかりました。

 損害賠償金も最初の提示よりアップしたので、合意し支払いも済み、
1年点検も行なわれ、問題のない状態に落ち着いたようです。

 2x4住宅は気密性が高いため、構造体の乾燥状態や防湿に
配慮が必要なので、漏水等水の事故の場合、
早急に対処しなければなりません。

 しかし、今回の事故では、基礎内の水の水抜きが後回しにされ、
被害を大きくしたのも、担当者の判断ミスによるものですし、
工期が短いとの理由で、水圧検査等を怠り、
設備のチェックがなされないままに、引き渡されたことも、
施工業者の人的判断ミスと言えるのです。

 ただ、建て主としても工事中に問題が起きた場合には、
その事情も考慮し、あまり工事を急がせず、工期の見直しを考え、
余裕のある工期になるよう気を使うことも、
欠陥住宅を防ぐ方法の一つと言えます。

 A氏は、欠陥住宅に遭ってしまったが、A氏自身のその後の対処が
しっかりしていた為、問題を長く引きずらずに済んだのです。

 第三者の調査にしても、人によって業者よりの人もいますし、
工事内容を厳しく判断する人もいますので、
第三者検査をする時にも、人選を間違わないようにしないといけません。

 少なくとも、建て主本人が直接頼む姿勢でないと、
適正な調査と判断がなされないと考える必要があります。

 また業者は、建て主が独自に調査等をすると、
係争するつもりかと、かまえることが多々ありますので、
第三者に正しい判断をしてもらったあとは、状況をしっかり把握した上で、
お互い譲歩できることは譲歩し、なるべく早く解決することが、
欠陥住宅に遭遇した時の、上手い対処法と言えます。



◇今週は、究極のツリーハウスと言いますか、
まか不思議な建物を、お届けします。◇


 ちょと驚きますね!街にはこんな

不思議な建物
が建っている。
(画像はこちらをどうぞ http://www.apssk.com/meru/fushigi2.html )

 よく見ると大きな木が家の中から、屋根を突き抜けて立っている。
どんな家の建て方をしたのでしょうか?
 考えてみるとなんだか、とても楽しくなります。
 どの様なわけで木が生えた家になったのかは知りませんが、
木を伐採しなかった心根は大切にしたいものです。




今回は以上です。



 次回をお楽しみに!
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