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☆☆☆         【自分で防ぐ欠陥住宅】☆☆☆
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APSS設計事務所  菊池 です。


38・「民家再生や古建材利用の良さを見直そう!」



 ◇地球環境に貢献する「住まい」を考えていますか?◇
http://www.apssk.com/meru/kekanmm35.html#A


 自分で「住まい」造りを考えるための知識を、
メールマガジン(MM)としてお送りしています。
 「住まい」造りに役に立つMMですので、楽しみながらお読み下さい。


前回までのメールマガジンをお読みになりたい方は下記からどうぞ。
◇メールマガジン目次http://www.apssk.com/kekanmeru00.html◇


 最近民家の再生や、民家の見学を応援していますが、
街には、HM(ハウスメーカー)の住宅や建売住宅がとても多く、
均一なテクスチャーの、モダンな雰囲気が気に入れれているようです。
 コストも比較的安く、出来も見た眼はそこそこですので、
賃貸の家賃程度で一戸建てを購入出来るとなれば、
このような「住まい」を購入し、住みたくなるのも分ります。

 しかし、よく考えてみて下さい、時間が経つと価値が無くなる、
このような「住まい」を購入することで、満足しても良いのでしょうか?
 なぜ、時間の経過と共に価値が無くなるのか、ここが重要なのです。

 最近は、全ての技術が進んだため、
見かけは素晴らしい建物が多いのですが、
時間が経つと、サイディングやビニールクロス、
塗装等の見かけを良くするための材料は、
経年変化による表面の汚れや劣化と共に、
貧相な雰囲気が浮かび上がってくるのです。

 本物(昔から使われている)の材料は、
時間の経過と共に深みを増し、「住まい」の良さが失われずに、
かえって重厚さが現れ、人にその良さを訴えかけるようになるのです。

 30年程度で中古品と言うより価値のないものになるのは、
家も戦後耐久消費財と思われるようになったことも原因の一つでしょう。
 「住まい」も車や家具等と同じ「もの」との考え方が普及し、
それに添った建材開発がなされた結果、
30年程度の歳月で、愛着の湧かない「もの」に変化してしまうのです。

 もちろん、メンテナンスをあまりしないことも影響しているのですが、
子供がおもちゃをもらったような感覚で、手に入れた当座は綺麗な為、
大事にし、少し時間が経ち、汚れやキズが目立ち始めると、
愛着も湧かず、手入れが疎かになり、
「住まい」の価値が急速に低下するため、
余計に普段の掃除や、ましてメンテナンスをする気力も、
失せてしまい、ゴミを多量に出す立替をすることになってしまうのです。

 米国の場合は、土地と建物を含めた価値として売買されていますので、
「住まい」の価値が低下しないよう、こまめに手を入れる人が多いのです。
 英国などは、「住まい」が持ち主の個性を現すとまで言われており、
楽しみとして手をいれ、個性の演出や趣味と実益(価値の上昇)
を兼ねて、楽しみながらメンテナンスをする人が多いようです。

 民家再生や本物の材料を使い、家族に似合った「住まい」創りは、
手入れや掃除もヤル気が出ますし、キズもあまり目立たず、
手入れをするとそれだけの深みや品が出てきます。
 したがって、綺麗にすると気分もよくなり、
いよいよ愛着が湧き、大切にするためのよい循環が働き、
より美しく維持できることになるのです。

 時代は、何事も個人の裁量の時代になってきます。
「住まい」も、美しく維持していれば価値になりますし、
売買の場合にも「住まい」の価値が高くなるのです。

 「住まい」を子供が受け継ぐのも減ってくるでしょう。
 核家族化が進んでいる我が国でも、
親の面倒をみるから親の家に住むとの考えも減ってきますので、
「住まい」の売買も増えてくるはずです。

 これからは、ライフスタイルに合わせて、
「住まい」を移り住むようになるのです。
 二人のとき、子供が増えたとき、そして又二人になり、
最後は一人になるか、子供家族と一緒になるかなのです。

 愛着が持てる美しい「住まい」は建物に価値が出ますが、
新建材の「住まい」では建物の価値は半減し、
ほとんど価格にプラスされなくなるのです。

 家具や車、食器、時計などでも本当に良いものは、人に愛され、
愛着をもたれ、メンテナンスされることで、価値を維持しているのです。
 愛着を持たれるものはゴミになりません。
 しかし、これだけ多量に「住まい」が造られますと、
ゴミにならない建物はどれだけあるでしょか?

 環境に配慮した洗剤を使っている、再生紙を使っている等々、
環境に気をつけている方々も、
こと「住まい」になると、安くてお得なものを、血眼になって探していますが、
大きな判断ミスと言わざるを得ません。

 無農薬野菜や天然ものの魚が高いのは当たり前になっています。
「住まい」も少し高いが、本物の建物に住んでこそ、ゴミにならない、
何世代にも受け継いでもらえる、「住まい」になるのです。

 「住まい」の場合、本物の新しい木材はとても高価であり、
材の寸法が大きい部材は驚くほど高いのです。
古部材以外では、ほとんど入手不可能なのがムクの本物の材料です。
 だからこそ、民家再生や古建材を使用する価値が出てくるのです。

 昔から太い柱や梁の使い回しは当たり前ですし、
部材の耐久性が落ちることもありません。
 民家や寺院などでも、流用された部材が見つかることがよくあるのです。
 「住まい」を造る時に、環境にも配慮し、愛着が湧く「住まい」にすることが、
はからずも建物の価値の低下を防ぐことになるのです。

 民家再生や、古建材を使うことは、
「住まい」に本物を取り入れることになり、
「住まい」への品や愛着が違ってきます。
 さらに再生や古部材を使用する「住まい」でも、
高断熱や高気密の「住まい」が出来るようになってきていますので、
住み心地も格段に良くなり、ダニやカビも減り、
健康にも配慮した「住まい」にすることが出来るのです。
 愛着と誇りが持て環境にも配慮した「住まい」に住むことが、
これからのライフスタイルとして定着してくるでしょう。

 民家再生や古建材利用の「住まい」造りも、
そんなに大それたことではありません。
 一流ハウスメーカーの新築より、
少し多く費用と時間がかかり、敷地も少し広く必要ですが、
その程度の差でしかありません。

 昨今の同じような住宅に飽き足りない思いをしている方や、
古い実家があり、その建物を利用してみたい方などで、
世代を超えて受継がれる「住まい」を望まれる方には、
とても良い「住まい」創りと言えます。




◇今週は、ちょっと綺麗な花、変わった花を、心のやすらぎにお届けします。


 最初の花は、最近ハーブとしてもイタリア料理の香辛料としても重宝し、

有名になった、バジルの花、

(画像はこちらをどうぞ http://www.apssk.com/meru/basil.html )
本来はBasilico(伊)と呼ぶようですが、
一般的にはバジル(Basil英)、しそ科の植物です。
 パスタやピザなどに使われ、香りの良い葉がとても食欲をそそります。
可憐な白い花は8月中旬頃が盛りのようです。
 庭はもちろんバルコニーなどでも気軽に栽培できます。◇



◇次は名前が判らない不思議な花?

(画像はこちらをどうぞ http://www.apssk.com/meru/fushigi.html )
草と言ったほうが良いかもしれません。
 根と葉と花があるのですが、土に植わっていないのです。
 我が家に現れてから(戴きものです)ふた月位ですが、
花も咲き、枯れずに少し大きくなったようです。
 最初はどうして良いやら、ともかく時々霧吹きで水を吹きかる、
それだけで育っているようです。
 この草と花のアップをご覧になり不思議さを体験してください。◇



 ◇最後は松葉牡丹、

(画像はこちらをどうぞ http://www.apssk.com/meru/matuba.html )
この花も小さな鉢に植った小さな株なのです。
6月中旬より咲き始め、2、3輪づつ今まで咲き続け、
 色も黄色、赤、ピンク、白と小さな一株だと思いますが、
様々な色の花が長い期間少しづつ咲き、
得をした気分で、毎朝松葉牡丹の花と出会い、
清々しい気分で一日が始められます。◇




今回は以上です。



 次回をお楽しみに!
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